「身体が違ったもん。キレッキレ」名古屋でストイコビッチが本領発揮、何があった? 小倉隆史が回想「一緒に愚痴っていたんだけどね」

2024年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

名将ベンゲルの就任で一変

数々のスーパープレーで日本のファンを魅了したストイコビッチ。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの小倉隆史氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。名古屋時代のストイコビッチについて語った。

 小倉氏は、1994年から99年まで名古屋でチームメイトだったストイコビッチの鋭い切り返しや高精度パスなど、その図抜けたパフォーマンスに言及する。

 ただ、来日初年度は本領発揮とはいかず、95年のアーセン・ベンゲル監督就任を機に変貌を遂げたという。

「その前の年は、一緒に愚痴っていたんだけどね。(94年に監督だったゴードン・)ミルンの時は干されて、2人とも。ベンゲルが来たらシェイプするわ、遅刻しないわ、先頭で走るわ、って始まったら、あのプレーだもんね。びっくりした。『できるじゃん、お前』って」
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 新監督のもと、ピクシーは目に見えて変化したという。

「しっかりモチベーションを上げたんだろうし、身体が違ったもん。二絞りぐらいしてきて。キレッキレ」

 数々のスーパープレーでファン・サポーターを魅了したストイコビッチの活躍の裏には、その後にアーセナルを20年以上率いた名将の存在があったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「めっちゃバカにしてきたもん」小倉隆史が30年前の海外挑戦を回想!
 

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