【J1】神戸が渡邉のAT弾で勝点1を確保。仙台は連敗を4でストップ

2016年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸は渡邉が2ゴール。仙台は野沢が2点に絡む。

立ち上がりに先制点を決めた渡邉(中央)。アディショナルタイムに2点目を決め、チームに勝点1をもたらした。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1第1ステージ8節は4月24日、各地で9試合を開催。ノエビアスタジアム神戸で行なわれた神戸対仙台は、2-2で引き分けた。
 
 試合は立ち上がりから、テンションの高い攻防が続いた。開始早々の7分に渡邉のゴールで神戸が先制すると、仙台は18分に野沢のゴールで同点に持ち込む。前半はそのまま1-1で折り返した。
 
 迎えた後半は神戸が46分に小林に代えて増山を投入。仙台は52分にキム・ミンテを下げて奥埜をピッチに送り出す。
 
 この交代が奏功したのが、仙台だった。72分、先制点を決めた野沢のクロスから、最後は途中出場の奥埜がボレーをねじ込みリードを奪った。
 
 しかし、神戸も引き下がらない。76分に松下、78分に前田を送り出して点を狙いにいくと、ついに90+3分。その執念が背番号19の右足に乗り移る。
 
 P・ジュニオールが強引なドリブルで中央を割り、エリア内にラストパスを供給。これを上手くコントロールした渡邉が、豪快にボレーでネットを揺らし、2-2の引き分けに持ち込んだ。
 
 これで神戸は公式戦7試合負けなし。対する仙台はリーグ戦で5試合勝ちなしだが、連敗は4で止めた。
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