「おそらくソンだろう」アーセナル指揮官も韓国主将の決定機逸にがっくり。「トッテナムに文句を言える?」と問われた際には…

2024年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「テーブルの周りを走り回って、頭を抱えた」

シティ戦で大チャンスを逃したソン・フンミン。(C)Getty Images

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、宿敵トッテナムの敗戦について語った。英紙『The Standard』やクラブ公式が伝えている。

 5月14日に開催された延期分のプレミアリーグ第34節で、トッテナムはマンチェスター・シティとホームで対戦。0-2で敗れた結果、最終節を前にシティが首位に浮上し、アーセナルは2位に陥落した。

 落胆するアーセナルファンが特に嘆いているのが、終盤のシーンだ。0-1で迎えた86分、トッテナムと韓国代表の主将ソン・フンミンは、途中出場の守護神シュテファン・オルテガと1対1になるも、決めきれず。同点の大チャンスを逃すと、それからほどなくしてアーリング・ハーランドにこの日2点目となるPKを決められ、万事休した。

 勝負を分けた痛恨の決定機逸に、アルテタ家も騒然となったようで、指揮官はその時の様子を次のように振り返った。
【動画】アーセナルファンが激怒したソン・フンミンの決定機逸
「その瞬間にプレミアリーグで1人選手を選ぶとしたら、おそらく彼(ソン)だろう。子どもたちがテーブルの周りを走り回って、こうやって(頭を抱えて)いた。正直言って、私もそうだった」

 42歳の熱血漢はまた、「シティ戦でのトッテナムのプレーに文句をつけられる?」と問われた際には、はっきりとこう答えた。

「いや、文句は決して言えない。我々が勝点91、93、95を手にするために行動できなかった部分に関しては、言えるけどね。それが私たちにできる唯一のことだ」

 アーセナルがここまでに積み上げた勝点は86で、2ポイント差でシティを追う。最終節で逆転優勝を果たせるか。アーセナルはエバートン、シティはウェストハムと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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