「71分間で25回もポゼッションを失った」
故障から復帰後は先発出場を続けている旗手。(C)Getty Images
スコットランドリーグは今週末、いよいよ天王山を迎える。3ポイント差の首位セルティックと2位レンジャーズのダービーマッチは、実質的にタイトルが決まる大一番と言えるだろう。
その大事な頂上決戦で、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は旗手怜央をスタメンから外すべきだとの声がある。前節ハーツ戦でも古橋亨梧の先制点をアシストしたにもかかわらず、だ。
『FootballFanCast』は5月7日、「日本代表はケガで今季じつに37試合も欠場している。これは完全な状態に戻るのに戦ってきたということを意味する」と報じた。
「残念ながら、それは26歳の彼が絶好調でなかったことを意味しており、それはハーツ戦のパフォーマンスにも表れている」
同メディアは、ハーツ戦での旗手のアシストを伝えつつ、「だが、それ以外のパフォーマンスは十分ではなかった」と続けている。
「71分間で25回もポゼッションを失った。フィジカルの観点からはデュエルで100%負けており、ポゼッション時は彼のプレーから多くのボールがハーツに渡った。日本のマエストロのパフォーマンスは鈍かったのだ」
【動画】古橋のヘッド弾をお膳立てした旗手のアシスト
その大事な頂上決戦で、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は旗手怜央をスタメンから外すべきだとの声がある。前節ハーツ戦でも古橋亨梧の先制点をアシストしたにもかかわらず、だ。
『FootballFanCast』は5月7日、「日本代表はケガで今季じつに37試合も欠場している。これは完全な状態に戻るのに戦ってきたということを意味する」と報じた。
「残念ながら、それは26歳の彼が絶好調でなかったことを意味しており、それはハーツ戦のパフォーマンスにも表れている」
同メディアは、ハーツ戦での旗手のアシストを伝えつつ、「だが、それ以外のパフォーマンスは十分ではなかった」と続けている。
「71分間で25回もポゼッションを失った。フィジカルの観点からはデュエルで100%負けており、ポゼッション時は彼のプレーから多くのボールがハーツに渡った。日本のマエストロのパフォーマンスは鈍かったのだ」
【動画】古橋のヘッド弾をお膳立てした旗手のアシスト
では、旗手を先発出場させないなら、ロジャーズ監督はどうすきなのか。FootballFanCastは「中盤の底にトモキ・イワタをスタメンで戻し、カラム・マグレガーとマット・オライリーを並べるべきだ」と、岩田智輝の先発出場を訴えた。
「(岩田は)今季リーグ戦16試合でデュエルの52%に勝利しており、ポゼッションを失ったのは1試合平均5.1回。ハタテよりはるかに信頼できるということだ。また、イワタは3-3で引き分けた先月のレンジャーズ戦でも、地上戦のデュエル8回中5回に勝利し、ポゼッションを失ったのは9回のみ。同胞(旗手)は6回のバトルで3回敗れ、ボールを12回失っている」
「ロジャーズはコンスタントにボールを失い、中盤でのフィジカルバトルに負けるリスクを冒すのではなく、堅実な土台をチームに与えるために、容赦なくハタテをスタメンから外し、守備的MFを投入しなければならない」
負傷から復帰後、旗手はコンスタントに先発出場を続けている。優勝決定戦とも言えるビッグマッチで、ロジャーズ監督が旗手をベンチスタートにすることはあるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「キョウゴは外すべき」エース古橋亨梧にまさかの不要論。現地メディアが"先発外し"を要求「GKよりタッチが少ない」
「(岩田は)今季リーグ戦16試合でデュエルの52%に勝利しており、ポゼッションを失ったのは1試合平均5.1回。ハタテよりはるかに信頼できるということだ。また、イワタは3-3で引き分けた先月のレンジャーズ戦でも、地上戦のデュエル8回中5回に勝利し、ポゼッションを失ったのは9回のみ。同胞(旗手)は6回のバトルで3回敗れ、ボールを12回失っている」
「ロジャーズはコンスタントにボールを失い、中盤でのフィジカルバトルに負けるリスクを冒すのではなく、堅実な土台をチームに与えるために、容赦なくハタテをスタメンから外し、守備的MFを投入しなければならない」
負傷から復帰後、旗手はコンスタントに先発出場を続けている。優勝決定戦とも言えるビッグマッチで、ロジャーズ監督が旗手をベンチスタートにすることはあるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「キョウゴは外すべき」エース古橋亨梧にまさかの不要論。現地メディアが"先発外し"を要求「GKよりタッチが少ない」