「彼は傑出していた。不在を感じた」遠藤航の交代は正しかったのか? その後の2失点に英メディアが見解「トッテナムはプレーしやすくなった」

2024年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

64分に19歳のバイチェティッチと交代

トッテナム戦で奮闘した遠藤。(C)Getty Images

 交代はやや早すぎたようだ。

 遠藤航が所属するリバプールは5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦。4-2で勝利を収めた。

 遠藤が4-3-3のアンカーで先発したリバプールはモハメド・サラーがヘッドで決めた16分の先制点を皮切りに、ゴールラッシュを披露。44分にアンドリュー・ロバートソン、50分にコディ・ガクポ、60分にハービー・エリオットがネットを揺らし、4点差をつける。

 しかし、64分に遠藤と左SBのアンドリュー・ロバートソンに代えて、19歳のステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを投入する二枚替えを行なうと、状況が変わり、そこからリシャルリソンとソン・フンミンのゴ―ルで2失点。その後もピンチを招いて、冷や汗をかかされた。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
 果たして、遠藤の交代は正しかったのか。英メディア『THE BOOT ROOM』はこう見解を示している。

「31歳の彼はクロップ監督の中盤に真の切れ味を加え、今日も傑出したパフォーマンスを見せた。スパーズの観点からすると、プレーしやすくなったことが証明され、彼の交代後、確かに不在が感じられた」

 同メディアは「それはリシャルリソンとソン・フンミンの慰めのゴールにつながったが、リバプールにとって幸運なことに、(アンジェ・)ポステコグルー監督のチームにとってはあまりにも遅すぎた」と続けている。

 日本代表MFの交代は、小さくない影響があったとの見立てただ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「遠藤がいなくなってから守備が崩れた。いると違う」交代後に2失点。日本代表MFの重要性を解説者が強調!「外したことでフィルターが効かなくなった」
 

次ページ【動画】遠藤の圧巻ソン潰し ※白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事