【アトレティコ・マドリー 2-0 バルセロナ|採点&寸評】全選手が高い守備意識を持って仕事を完遂! A・マドリーが逆転で準決勝へ

2016年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半途中から防戦に追い込まれるも、これを耐え切り準決勝へ。

(C) SOCCER DIGEST

【アトレティコ・マドリー|チーム&監督 採点&寸評】
試合 6.5
高い守備意識を持ち続けながら、プラン通りに前半のうちに先制点を奪ったが、55分あたりから疲労もあって全体的にラインが下がり、相手の厚い攻撃を食らう。しかしここを粘って凌ぎ切り、終了間際に追加点を奪取。今シーズン4度目の挑戦でバルサから初勝利を挙げるとともに、逆転で準決勝進出を決めた。
 
監督 ディエゴ・シメオネ 6
選手交代は人選、時間ともに的確なものだった。第1レグとは違い、プラン通りに試合を進められたという印象。そして相変わらずの派手なアクションで、ホームのサポーターとともに、必死に走り続ける選手を鼓舞した。
 
【アトレティコ・マドリー|選手採点&寸評】
GK
13 ヤン・オブラク 6.5
66分、スアレスの強烈なシュートを、正面とはいえ、こぼさずしっかりキャッチ。さらに74分には、素早い飛び出しからのパンチングでピンチを防いだ。高いボールに対しても安定したセービングを披露。
 
DF
20 ファンフラン 6
守備ではネイマールにしっかり対応し、彼を苛立たせた。攻撃では機を見て、思い切ってポジションを上げ、良いクロスも上げた。
 
ディエゴ・ゴディン 7
スアレスと対峙。激しいぶつかり合いでたびたび倒れるも、競り合いで引けを取ることはなかった。84分、苦しい場面で、パスカットからドリブルで上がり、奪われると自ら追ってファウルで止め(警告)、チームに気合いを入れた。
 
19 リュカ・エルナンデズ 6.5
最終ラインで相手の攻撃をブロック。クロスはほぼ全てはね返してみせた。
 
☆MAN OF THE MATCH
フィリペ・ルイス 7
他の選手が疲れを見せるなかで、ひとり運動量を落とすことなく、サイドはもちろん、中央でも的確な守備でピンチを防いだ。攻撃でも、序盤から好クロスでチャンスを演出。87分、S・ロベルトからボールを奪い、巧みなドリブルからイニエスタのハンドを誘発してPKをゲットし、苦しい戦いを終わらせた。

※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ全員が高い守備意識を持ち、少ないチャンスを活かして2得点。

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