業を煮やしたオーナーのベルルスコーニが監督交代を決断した。
ミハイロビッチ(右)はミランで1シーズンもたずに解任。後任はプリマベーラを率いていたブロッキ(左)に決定した。(C)Getty Images
4月12日、ミランがシニシャ・ミハイロビッチ監督の解任を発表。同時に、後釜としてプリマベーラ(U-19チーム)を率いていたクリスティアン・ブロッキが今シーズン終了までトップチームを率いる旨をリリースした。
昨年6月に招聘されたミハイロビッチは、システムもメンバーも試行錯誤を繰り返しながらも、中盤戦まで目標のチャンピオンズ・リーグ出場圏内(3位以内)を狙える位置をキープ。しかし、ここ5試合は未勝利(2分け3敗)と失速し、チャンピオンズ・リーグ出場権獲得は絶望的な状況となった。
これに業を煮やしたオーナーのシルビオ・ベルルスコーニは、そもそもバランス重視のスタイルが気に入っていなかったこともあり、1-2で敗れた4月9日のユベントス戦後にミハイロビッチの解任を決断した。
暫定監督に就いたブロッキは、1976年生まれの40歳。MFだった現役時代は下部組織時代を過ごしたミランでプロデビュー後、ヴェローナ、インテル、フィオレンティーナ、ミラン、ラツィオなどを渡り歩き、2013年に現役を引退した。
スパイクを脱いだ後は古巣ミランで指導者となり、13-14シーズンはアッリエービ(U-17)、14-15シーズンからはプリマベーラの監督を務める。今回はミハイロビッチ解任を受けて、トップチーム監督に内部昇格した格好だ。
今シーズンの残りゲームは、セリエA6試合とユベントスとのコッパ・イタリア決勝(5月22日)の計7試合。はたして、青年監督ブロッキは、いかなる手腕を発揮するのか。まずは初陣となる4月17日のサンプドリア戦に注目だ。
昨年6月に招聘されたミハイロビッチは、システムもメンバーも試行錯誤を繰り返しながらも、中盤戦まで目標のチャンピオンズ・リーグ出場圏内(3位以内)を狙える位置をキープ。しかし、ここ5試合は未勝利(2分け3敗)と失速し、チャンピオンズ・リーグ出場権獲得は絶望的な状況となった。
これに業を煮やしたオーナーのシルビオ・ベルルスコーニは、そもそもバランス重視のスタイルが気に入っていなかったこともあり、1-2で敗れた4月9日のユベントス戦後にミハイロビッチの解任を決断した。
暫定監督に就いたブロッキは、1976年生まれの40歳。MFだった現役時代は下部組織時代を過ごしたミランでプロデビュー後、ヴェローナ、インテル、フィオレンティーナ、ミラン、ラツィオなどを渡り歩き、2013年に現役を引退した。
スパイクを脱いだ後は古巣ミランで指導者となり、13-14シーズンはアッリエービ(U-17)、14-15シーズンからはプリマベーラの監督を務める。今回はミハイロビッチ解任を受けて、トップチーム監督に内部昇格した格好だ。
今シーズンの残りゲームは、セリエA6試合とユベントスとのコッパ・イタリア決勝(5月22日)の計7試合。はたして、青年監督ブロッキは、いかなる手腕を発揮するのか。まずは初陣となる4月17日のサンプドリア戦に注目だ。