「カーン、カーンって言うんだけど...」高原直泰が痛感したドイツの盟主バイエルンの凄み「ライン調整だけで自分の動きを止める」

2024年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰がじゃなくて、ディフェンスライン」

ドイツのハンブルク(写真)やフランクフルトで活躍した高原氏。写真:滝川敏之

 元日本代表FWの高原直泰氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。ドイツの名門バイエルンの凄さを語った。

 高原氏は、清水東高を卒業後の1998年にジュビロ磐田でプロキャリアをスタート。その後、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズへの期限付き移籍と磐田への復帰を経て、03年にドイツのハンブルクに完全移籍した。

 欧州挑戦初年度に、伝説的GKオリバー・カーンを擁するバイエルンを相手に得点を決めたが、一方で強豪の強さを実感したという。
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「このチームすげえなと思ったのがバイエルン。誰がじゃなくて、ディフェンスライン。4バックや2枚のセンターバックの駆け引きや調整、これが凄いなと思ったんですよ。世間ではキーパーがカーンなので、カーンとの対決、カーン、カーンって言うんですけど。

 カーンの前にこれがいるから、みたいな。ライン調整だけで自分の動きを止めるというか。そういう感覚が初めてだったんですよ。バイエルンとやった時に、こういう駆け引きがあるんだなと初めて感じたんですよ。これがトップレベルなんだなと」

 世界基準を味わった高原氏は、その後は06-07シーズンから所属したフランクフルト時代を含め、6シーズンにわたりドイツで活躍した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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