【J1採点&寸評】甲府×湘南|AT弾2発のクリスティアーノが、文句なしのMOM。湘南は勇気ある縦パスを打ち込んだ長谷川が及第点

2016年04月10日 渡辺 功

甲府――指揮官の積極采配が勝点3を呼び込む。

【警告】甲府=稲垣(56分) 湘南=アンドレ・バイア(41分)、藤田征(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】クリスティアーノ(甲府)

【チーム採点・寸評】
甲府 6
同点にされてからは、押し込まれる時間が続いたが、90分過ぎにカウンター発動。開幕戦以来の今季2勝目、ホームでは去年8月以来となる勝利を掴み取った。
 
湘南 4.5
少なくとも勝点1は持ち帰れた試合。J1最多失点がうなずけるように、3失点とも対応が軽かった。セットプレーで立ち遅れ、それ以外でも隙を見せた。
 
【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 6
前半はクロスを多用、後半は中央の縦パスを増やしてきた湘南の攻撃に、落ちついて対応した。

DF
8 新井涼平 6.5
最終ラインで出場。松橋、畑尾と連動して、三竿、菊池大介らのコンビネーションプレーを封じた。
 
3 畑尾大翔 6
「ボールの落下地点への予測が早い」(新井)持ち味を発揮。最終ラインの中央で湘南のクロスを撥ね返す。
 
17 津田琢磨 6.5
山本、土屋不在のなか、プロ14年目、35歳6か月でのJ1初ゴールを泥臭くゲット。
 
MF
16 松橋 優 6
いつもの左ではなく、右WBで出場。高い位置をとってきた三竿に、早めのポジション取りで上手く対処。
 
20 黒木聖仁 5.5(71分OUT)
前半は中央の縦パスを通させていなかったが、長谷川が入ってきてからは、やや苦労。
 
27 ビリー・セレスキー 6(77分OUT)
アタッキングサードまでは迫ったが、オーストラリア時代のチームメイトであるGKタンドウ・ベラピを脅かすまでは至らず。
 
14 田中佑昌 6.5
ナビスコカップとの連戦になったが、卓越した運動量で攻守に奮闘。報われるように3点目をアシスト。
 
FW
23 稲垣 祥 4.5
いつも通り無駄走りを厭わず広範囲にプレー。ただ、PKを与えた56分のハンドは、言い訳の余地なし。
 
9 ニウソン 5.5(70分OUT)
51分の場面は粘り強くシュートまで持ち込んだが、それ以外の時間はアンドレ・バイアのマークに手を焼く。
 
10 クリスティアーノ 7
アディショナルタイムに「最後の力を振り絞って」相手の背後へとフルスピードで飛び出し、勝利をもたらす2ゴール。
 
交代出場
MF 
11 チュカ 6(70分IN)
リーグ戦デビュー。期待のスピードはまだ発揮できていないが、狙い済ました右クロスで決勝点をアシスト。
 
MF
30 保坂一成 6(71分IN)
チュカ、クリスティアーノ、吉野と、攻撃的な前線の3人の特長を活かすため、中盤で献身的に下支え。
 
FW
15 吉野峻光 ―(77分IN)
まだ自身のプレーには納得していないようだが、彼がピッチにいると、得点の匂いがしてくるのは確か。
 
監督
佐久間悟 6.5
引き分けではなく、勝利を狙いにいく選手交代。なかなか機能しなかったが、最後になって最高の形で結実。
 

次ページ湘南――途中出場の長谷川が攻撃を活性化するも…。

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