CFでも右ウイングでも目ざすのはゴール! 藤尾翔太は大岩ジャパンをパリ五輪出場へ導けるか「どっちで出ても遜色なくプレーできる」【U-23代表】

2024年04月14日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「やっぱり繋いでるだけじゃ崩せない」

U-23日本代表の藤尾がU-23アジア杯に向けて意気込みを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに挑むU-23日本代表は現地4月13日、カタールで6日目のトレーニングを実施。練習後、藤尾翔太が取材に応じ、今大会への意気込みを語った。

 FWでは、3月に日本で行なわれた前回の活動に招集された藤尾、細谷真大に加え、今回は新たに内野航太郎が選出。パリ五輪に向けたポジション争い、メンバー入りへのサバイバルは時間の経過とともに熾烈さを増していく。

 藤尾は主戦場のセンターフォワードと、また右ウイングでもプレー可能だが、本人はチームの勝利のため、どのポジションでも受け入れる構えだ。
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「ポジションのこだわりはフォワードですけど、右ウイングでも起用されると伝えられているので、どっちで出ても遜色なくプレーできるというか、チームの助けになれるプレーができると思う。どっちでも結果を出して、チームの勝利に導けたらなと思います」

 自身が目ざすのは、やはりゴール。アジアでの戦いでは引いて守る相手が多いなかで、得点を奪うための意識をこう語る。

「引いて守られるので、やっぱり繋いでるだけじゃ崩せない。インスイングのクロス、あとはミドルシュートも大事になってくるので、ミドルシュートを狙いつつ、アイデアが出てきたら、そのスペースを使ってゴールに向かっていきたいなと思います」

 FC町田ゼルビアで今季ここまで、リーグ戦で7試合に出場し、3ゴールと好調の22歳ストライカーは、この勢いのまま大岩ジャパンをパリ五輪出場へと導けるか。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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