名古屋のホーム最終戦が2年連続で“県外開催”に。豊田スタジアムはWRCのため利用不可

2024年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スタジアム内への競技コース設置が計画されております」

名古屋が第37節の鳥栖戦を岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催すると発表した。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 4月9日、名古屋グランパスは、11月30日に予定されているJ1第37節のサガン鳥栖戦を岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催すると発表した。

 同節の試合会場は、1月の日程発表時点では未定となっていた。昨年に続き、ホーム最終戦が愛知県外で行なわれることになった。

 名古屋は、今回の決定の経緯を以下の通り説明した。
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「2024年11月に愛知県・岐阜県にて開催予定のFIA世界ラリー選手権(WRC)において、豊田スタジアム内への競技コース設置が計画されております。名古屋グランパスは、昨シーズンに引き続き、WRC世界ラリー選手権の主催者など関係各所との協議を重ねてまいりましたが、ラリージャパンの開催趣旨や愛知、岐阜の広域に渡る地域振興への貢献に鑑み、当該計画に従い、代替会場にてホームゲームを開催することにいたしました。

 上記の試合(鳥栖戦)につきましては、事前の会場設置工事、事後の芝生の張替えや養生期間の影響により、豊田スタジアムを利用できない期間に該当するためです。代替スタジアムにつきましては、Jリーグおよび関係各所と調整し、Jリーグのスタジアムライセンス基準などの観点から選定しております」

 なお、同節の試合はシーズンチケットの対象外となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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