「日本では経験できない」アメリカ遠征中のなでしこJと交流で現地ファンが喜び! 杉田妃和も感謝「特別で大事な存在」

2024年04月03日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

サインカードの配布や記念撮影も

練習後、現地の子どもたちと記念撮影を行なったなでしこジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 アメリカで開催される『SheBelieves Cup』に向けて、なでしこジャパンは現地4月2日、アトランタで2日目のトレーニングを実施。練習後には現地の日本人学校に通う子どもたちと触れ合った。

 保護者の方々を含め、多くのファンが練習を見守り、最後にはキャプテンの熊谷紗希が「今日は来てくれてありがとうございます!」と挨拶。選手らが子どもたちにサインカードを配った後、記念撮影も行なわれ、少年少女たちの嬉しそうな笑顔が印象的だった。

 訪れた女の子のご両親に話しを訊くと、この貴重な機会に対し、「日本代表が近くにくることは本当にない。みんなに(練習を)公開しているわけじゃないし、私たちはラッキー。こっちにいないとなかなかこんな機会はないんじゃないかと。日本では経験できないと思う」と喜びを口にしていた。
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 嬉しい気持ちは選手たちも同様で、アメリカのポートランドでプレーする杉田妃和は、「日本人が応援してくれるのは、すごく力になる」と感謝の思いを語った。

「普段、試合会場に来てくれるのは、やっぱりアメリカ人のほうが多いから、こういった方たちは特別で大事な存在。そういった方たちがこうやって来てくれて、みんなで写真を撮って喜んでくれる姿が本当に力になるので、勝ちだったり、面白いプレーや良いプレーで表わしていきたいです」

 試合にも多くの現地ファンが駆けつけると予想されるが、勝利を届けられるか。なでしこジャパンは、現地6日にアメリカ女子代表と、9日にカナダ女子代表とブラジル女子代表のどちらかと対戦する。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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