【J1展望】1stステージ・5節|川崎 – 鹿島|1位と3位が激突。“第1ステージ優勝”を占う一戦に

2016年04月01日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――中村の3試合連続弾を皮切りに、大量ゴールが生まれるか。

故障者/川崎=大島、長谷川、車屋 鹿島=ファン・ソッコ
出場停止/川崎=なし 鹿島=なし

 
J1リーグ1stステージ・5節
川崎フロンターレ - 鹿島アントラーズ
4月2日(土)/15:00/等々力陸上競技場
 
川崎フロンターレ
1stステージ成績(4節終了時):1位 勝点10 3勝1分0敗 12得点・6失点
 
【最新チーム事情】
●中村に第三子が誕生。過去の二子は、誕生直後の試合で3点差の勝利。
●U-23代表のポルトガル遠征から戻った奈良、原川が復帰。
●過去の鹿島戦はどれも名勝負。田坂は「気合いが入る」と意気込みを語る。
●代表を途中離脱した小林だが、鹿島戦は間に合う見込み。
●右足首の怪我(腓骨筋腱炎)で離脱していた大島。鹿島戦に向けて準備するも、出場は難しいか。
●新たに長谷川、車屋が負傷者リスト入り。
●3月19日の甲府戦で左太もも裏を痛めた大久保。30日から全体練習に参加し、鹿島戦の出場も示唆。
 
【担当記者の視点】
 
 4節を終えて1位の川崎と3位の鹿島が対戦する好カード。ここまで唯一無敗の川崎にとって、ここでライバルを叩いて首位街道を快走したいところだ。もっとも、大島と車屋が負傷離脱中で、大久保も左太ももの状態に不安を抱えて出場は微妙な状況。大事を取ってベンチスタートと見られるが、本人は軽傷を強調しており先発の可能性も十分にある。
 
 そんな状況のなかで燃えているのが小林だ。日本代表に招集されたが、3月24日のアフガニスタン戦で負傷し、無念の途中離脱。過去、14年11月の代表合宿では左膝靱帯を損傷し、15年3月には招集発表後のリーグ戦で右ハムストリングを肉離れ。"代表に招集されると負傷"というジンクスが付きまとうなか、今回で三度目の離脱となった。ただ、鹿島戦には間に合う見込みで、鬱憤を晴らす場となるか。
 
 また、キャプテンの中村に第三子が誕生し、"ゆりかごダンス"のゴールパフォーマンスを狙う。3節の名古屋戦で1ゴール、前節の甲府戦で2ゴールと大暴れ。3試合連続弾でチームに勢いをもたらすか。
 
 
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