横浜と川崎の違いは? J経験ありの山東DF、ACL大一番を前に日本サッカーを語る! 中国メディアは「ヨコハマがより豊か」

2024年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

2014年に富山、翌年に福岡でプレー

キャリア初期にJ2で戦ったコ・ジュンイ(中央)。(C)Getty Images

 3月13日に開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第2戦で、山東泰山は横浜F・マリノスと敵地で激突する。この大一番を前に、チェ・ガンヒ監督とコ・ジュンイが会見に出席し、意気込みを示した。中国メディア『搜狐』が伝えている。

 ラウンド16で川崎フロンターレを撃破した山東泰山は、横浜をホームに迎えた先週の第1戦で、アンデルソン・ロペスとヤン・マテウスのブラジル人コンビにゴールを奪われ、1-2で敗れた。

 痛手だったのが、同じくブラジル人の絶対エース、クリサンの欠場だ。第2戦ではピッチに立つのか大きな注目を集めるなか、チェ・ガンヒ監督はこう語った。

「クリサンの負傷は非常に残念だ。彼自身はプレーしたいという強い意志を持っているが、まだリーグ戦は長い。プレーできるかどうかは、ミーティングでの話し合い次第だ」
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 およそ1か月前に破った川崎と、今回再び戦う横浜は、同じ神奈川のクラブで、近年J1で好成績を収めている点から、日本ではライバルとも称される。

 2014年にカターレ富山、翌年にアビスパ福岡でプレーしたコ・ジュンイは、「両者の共通点と相違点」を問われた際には、次のように語った。

「ともに非常に強い相手だ。両チームの特長はハッキリしている。伝統的なプレー方法であるパス、レシーブ、突破といった面は非常に優れており、これは日本サッカーが常に得意としてきたものだ」

 ちなみに『搜狐』は、韓国人指揮官と中国代表DFのコメントを紹介した記事内で、「カワサキと比べると、ヨコハマのプレースタイルはより豊かで、守備はより堅固で、フロントコートの外国人助っ人トリオ(A・ロペス、Y・マテウス、エウベル)は巧みに連係している」と見解を寄せている。

 横浜としては宿敵の敵討ち、そして日本勢の全滅阻止のために、中国の難敵を下せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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