「決勝戦のつもりで戦う」北朝鮮との大一番を迎えるなでしこJ、池田太監督が語る勝利のポイントは?「初戦よりも…」

2024年02月27日 中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

28日に国立競技場で激突

北朝鮮戦の前日会見に臨んだ池田監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本女子代表は2月28日、国立競技場で開催されるパリ五輪・アジア最終予選の第2戦で、北朝鮮女子代表と対戦する。この一戦を前に、なでしこジャパンの池田太監督が記者会見に臨んだ。

 なでしこジャパンは24日に中立地サウジアラビアで行なわれた第1戦で、苦戦を強いられたものの、なんとか0-0の引き分けに持ち込んだ。ホームでの第2戦で勝利すれば、パリ五輪の出場権を獲得する。

 池田監督は会見の冒頭、明日の大一番に向けて「パリ五輪の出場権を懸けて第2戦をホームで迎えられて、選手、スタッフを含めて気持ちが高ぶっています。初戦をスコアレスで終えて、考えるのはシンプルです。一つの決勝戦のつもりで戦い、勝利だけを考えています」と決意を示す。
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 また、北朝鮮戦の重要ポイントについて訊かれると、こう答えている。

「もちろん勝利するためにはゴールが必要です。我々が得点するための前へのアグレッシブなプレーや、初戦よりも攻撃時の一人ひとりの距離感を大事にして、相手のプレスを剥がして、スペースを見つけていくことが重要になってくると思います。

 また、ロングボールへの対応、セカンドボールをしっかりと回収して攻撃に繋げられるようにしたいです」

 魂のこもった戦いで、なでしこジャパンはパリ行きの切符を掴み取れるか。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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