北朝鮮の警戒すべきポイントは? なでしこ植木理子は「相手の戦い方を理解できた」とサウジでの第1戦で収穫

2024年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「修正するための材料はさらに揃った」

サウジでの第1戦では左ウイングで先発した植木。写真:早草紀子

 日本女子代表は現地2月24日、パリ五輪・アジア最終予選の第1戦で北朝鮮女子代表と代替地サウジアラビアで対戦。0-0で引き分けた。

 この試合に4-3-3の左ウイングで先発した植木理子は、決定的な仕事は果たせなかったものの、攻守の両局面で奮闘。日本サッカー協会の公式サイトによれば、24歳のアタッカーは「選手どうしの距離感の修正をもっと早くできれば良かった」と反省しつつ、「前線でのプレスは自分の良さだと思っていますし、それを発揮できる場面があったことは良かった」と手応えも感じたようだ。

 ただ、「自分も含めてそういったプレーを90分通してチームとしてできていれば、違う結果にできたと思います」とも。北朝鮮に関しては、「ルーズボールに対する強さが、相手にはやはりあるなと感じました」と再確認。もっとも、「自分たちが何もやれなかったわけではないので、これまで準備してきた部分をしっかり発揮できれば怖くないと思います」と気合を入れる。
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 勝利は得られなかったが、収穫はあった。「今日の試合で相手の戦い方を理解できましたし、次の試合に向けて修正するための材料はさらに揃ったと思います」。

 第2戦は28日に国立競技場で開催。植木は「次の試合も0-0からのスタートになりますし、ホームでできるので、背中を押してもらいながら、勝利に向けて全員で良い準備をしていきたいです」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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