「夢かと思った」国立の舞台で決勝弾、日本高校選抜の池戸柊宇が“代表者”としての責任を全う! ゴールパフォーマンスはお笑い芸人の…

2024年02月17日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「周りで納得がいっていない人もいると思う」

日本高校選抜を勝利に導く決勝ゴールを挙げた池戸。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[NEXT GENERATION MATCH]日本高校選抜 1-0 神戸U-18/2月17日/国立競技場

「夢かと思った」

 国立の舞台で決めた決勝弾に喜びはひとしおだ。

 日本高校サッカー選抜は2月17日、「FUJIFILM SUPER CUP 2024」の前座試合として行なわれる「NEXT GENERATION MATCH」でヴィッセル神戸U-18と対戦。DF池戸柊宇(京都橘高)の決勝ゴールで1-0の勝利を収めた。

 0-0で迎えた後半35分、左CKにファーサイドで反応した池戸が高い打点のヘディングで合わせ、ネットを揺らした。直後にはお笑い芸人・ダイアン津田篤宏さんのギャグのゴールパフォーマンスを披露。喜びを爆発させた。
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「最初は自分が決めたのかなって思って、夢かと思ったんですけど、歓声が上がっていて、あ、自分が決めたんだと思った。嬉しすぎて気が付いたらガッツポーズしていました。とにかく嬉しかったです。

 この遠征でダイアン津田さんのゴイゴイスーというネタをよくやっていて、点を決めてやろうと思っていたんですけど、点を決めた時に気持ちよすぎて忘れていた。でも最後に思い出せて、やれて良かったです」

 京都橘高から日本高校選抜に選ばれたのは、池戸ただ一人だけ。その責任を感じながらプレーしたという。

「僕たちは選手権に1回戦で負けて、チームからは僕だけが選ばれた。周りで納得がいっていない人もいると思うけど、監督が指名してくれたおかげで、最終的に試合に出れて、結果を残せて、監督には感謝をしています」

 池戸は「選んでもらったからには絶対やらないといけないという思いがあった。それが結果に出て良かった」と、プレッシャーを感じながらも国立の舞台で責任をしっかり果たした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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