川崎がスーパー杯制覇!新加入のファンウェルメスケルケン際の決勝弾で神戸を1-0撃破、今季最初のタイトルを獲得

2024年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸は18分にアクシデントが発生

48分にネットを揺らしたファンウェルメスケルケン際。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2月17日、新シーズンの開幕を告げる「FUJIFILM SUPER CUP 2024」が国立競技場で開催され、J1王者のヴィッセル神戸と天皇杯王者の川崎フロンターレが対戦した。

 エースの大迫勇也やキャプテンの山口蛍らが先発した神戸は、いきなりチャンスを迎える。1分に敵陣中央付近でパスをもらった大迫が素早いターンからミドルを狙ったが、枠を捉えられなかった。

 一方、ともに新加入のファンウェルメスケルケン際や丸山祐市らがスタメン出場した川崎は11分、右サイドからの瀬古樹のクロスにファンウェルメスケルケン際が頭で合わせるも、GK前川黛也の好守に阻まれた。

 神戸は18分にアクシデントが発生。相手との激しいデュエルの後で右太腿裏を痛めたMF井出遥也が負傷交代した。代わって入った元川崎で新加入の宮代大聖はいきなりの古巣対戦となった。

 川崎は39分、ペナルティエリア手前の左寄りから瀬古が中央に切り込んでミドルを放ったが大きく枠を外れた。そのままスコアレスで前半を終える。
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 試合が動いたのは、後半立ち上がりの48分。川崎は瀬古が右サイドからゴール前にFKを供給。GK前川が弾いたボールに詰めていたファンウェルメスケルケン際が押し込んで先制点を奪った。

 ビハインドを負った神戸は、55分にクロスのこぼれ球に反応した酒井高徳がダイレクトで強烈なミドルを放つも、枠を捉えられない。

 川崎は67分、ドリブルを仕掛けた途中出場のマルシーニョがボックス手前の左寄りで倒されてFKを獲得。これを瀬古が直接狙ったが、クロスバーを叩いた。

 さらにその10分後にも、左サイドを突破したマルシーニョが決定機を迎えたが、GK前川に防がれて惜しくもゴールとはならなかった。

 その後、スコアボードは動かず、試合はこのまま1-0で終了。川崎が今季最初のタイトルを獲得した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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