【J1】浅野、青山が1得点・1アシスト! 広島が大量5得点でリーグ初勝利

2016年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

P・ウタカ、浅野のコンビで大宮の守備を崩す。

4日前のACL・ブリーラム戦に続く先発出場で結果を残した浅野。森保監督の今後の起用法が注目されるところだ。写真:徳原隆元

 J1リーグは3月20日、第1ステージ・4節の2試合が行なわれ、NACK5スタジアム大宮では、大宮対広島が16時にキックオフされた。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・4節 大宮 1-5 広島

 いまだリーグ戦での勝利がない王者・広島は、エースの佐藤がベンチスタート。代わって浅野を1トップに抜擢し、ピーター・ウタカと柴崎の2シャドーでスタートした。

 果たして、森保監督の起用法は奏功。4日前のACL・ブリーラム戦で2得点の浅野がこの日もチームを牽引する活躍を見せた。まずは22分、ペナルティエリア手前でボールを受けたP・ウタカから前方のスペースに走り込んだ浅野にパスが通る。浅野が中央へ折り返すと、これをP・ウタカがワンタッチで押し込んだ。

 さらに39分にも、先制点の場面と同じようにP・ウタカからスペースへ走り込む浅野にパスが通ると、今度は浅野がそのまま右足で強烈なシュートを叩き込んだ。前半は広島の2点リードで折り返す。

 後半の立ち上がりは大宮ペース。N・ペチュニクに代えて横谷を投入して臨んだ大宮は60分、右サイドからの泉澤の股抜きパスが家長に通ると、家長からの折り返しのパスが広島のオウンゴールを誘発して、1点差に迫る。

 しかし、この失点で広島が目を覚ます。67分に、再びスペースへ抜け出した浅野の折り返しのボールが、柏が方向を変えてファーサイドに抜けると、これを青山が押し込んで3点目。さらに6分後には青山からのスルーパスに反応した柏が抜け出し、右足でゴールネットを揺らした。

 持ち味の後方からのビルドアップで後半もゴールを重ねた広島は、終了間際の89分にも清水のクロスがポストに当たった跳ね返りを柴崎が押し込む。結局、大量5ゴールを奪った広島が完勝を収め、今季リーグ初勝利を飾った。
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