【J1】日本代表の金崎夢生が2ゴール! FC東京のリーグ連勝は2でストップ

2016年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

泥臭く先制点をねじ込み、完璧なボレーで2点目をゲット。

後半に2ゴールを叩き込んだ金崎(33番)。とりわけ2点目のボレーシュートは鮮烈だった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1第1ステージ・4節は3月19日、7試合を開催。カシマスタジアムでは鹿島対FC東京が行なわれ、鹿島が2-0で勝利した。殊勲者は、日本代表に選出された金崎。2ゴールでホームのサポーターを大いに沸かせた。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・4節 鹿島 2-0 FC東京

 最初のチャンスを掴んだのは、鹿島だった。11分に鈴木がCKに合わせて決定的なヘッドを放つ。しかし、これはFC東京のGK秋元にファインセーブされた。
 
 一方のFC東京は18分に右サイドを崩し、東のクロスを橋本が合わせるが枠外へ。さらに、37分には右クロスに走り込んだ前田がヘッドを見舞うも、GK曽ヶ端にセーブされた。
 
 前半はスコアが動かないまま、0-0で終了した。
 
 後半も先手を打ったのは鹿島だった。先制点が生まれたのは50分。こぼれ球に反応した山本が、ペナルティエリア手前からシュートを放つと、そのボールに反応した金崎がコースを変えてゴールに流し込んだ。
 
 ビハインドを背負ったFC東京は、失点直後の54分に河野を入れ、62分に梶山を投入する。さらに74分に平山と、次々に攻撃的な札を送り込んでゴールを狙った。
 
 しかし、次の1点を奪ったのも、鹿島だった。右サイドでボールを受けた柴崎がクロスを上げると、待ち構えていたのは金崎だ。完璧な右足ボレーでこの日2点目を奪い、試合の行方を決定付けた。
 
 試合はそのまま2-0で終了。リーグ戦で10勝4分1敗と大きく勝ち越していた鹿島が、相性通りにFC東京を下した。
 
 殊勲の金崎は、「みんなで獲った勝点3。選手をほめてください」とコメント。チームを勝利に導くとともに、個人としてもワールドカップ・アジア2次予選の2連戦(3月24日:アフガニスタン戦、29日:シリア戦)に向けて、弾みのつく2ゴールとなった。
 
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