平壌開催から一転、「未定」に…パリ五輪の最終予選、北朝鮮とホーム&アウェーで対戦【なでしこジャパン】

2024年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

佐々木則夫女子委員長が経緯を説明

会見に出席した佐々木女子委員長。写真:福冨倖希

 日本サッカー協会(JFA)は2月8日、パリ五輪のアジア最終予選・北朝鮮戦に臨む日本女子代表のメンバー発表会見を実施。その場で佐々木則夫女子委員長から、開催地についてアナウンスがなされた。

 当初、最終予選の第1戦は、2月24日に平壌の金日成競技場で行なわれる予定だった。しかし一転して「未定」となったなか、佐々木委員長はその経緯をこう説明した。
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「第1戦の会場について、AFC(アジアサッカー連盟)から中立地域会場を提案する通達が北朝鮮の協会にありました。北朝鮮協会とJFAの各種調整状況をモニタリングしていただき、北朝鮮の到着、出発の定期フライトが飛んでいないことや、試合開催に向けてのオペレーションが競技運営の観点からも不透明な点が多いため、AFCから通達されていたようです。

 具体的な代替開催地は、AFCと北朝鮮協会の間で調整中で、JFAとしても決定を待っている状況です。これらの確定情報につきましては、AFCから更新があり次第、また皆様に共有をさせていただきます」

 2月28日の第2戦に関しては、「予定通り国立競技場で開催する」という。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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