「決勝に行く準備はできた」ヨルダン指揮官、韓国撃破に自信あり「いくつかのミスをした。そこを攻略する」【アジア杯】

2024年02月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「懸命に戦わなければならない」

韓国戦に向け、意気込みを語ったヨルダンのアモータ監督。(C)Getty Images

 ヨルダン代表は現地2月6日、カタールで開催されているアジアカップの準決勝で韓国代表と対戦する。同5日に行なわれた前日会見で、フセイン・アモータ監督が意気込みを語った。韓国メディア『OSEN』などが伝えている。

 指揮官は「難しい試合になるだろう」と想定しつつ、「選手全員が決勝に行く準備ができている」と自信をのぞかせる。同席したイブラヒム・サーデも「全員で戦術的にプレーし、決勝に上がれるように頑張りたい」と気合を入れた。

 ノックアウトステージで、ヨルダンはラウンド16でイラクに3-2、準々決勝でタジキスタンに1-0と、いずれも90分で決着をつけている。一方の韓国は、サウジアラビアをPK戦の末に下して8強入りし、オーストラリアとは延長戦まで戦い、2-1で競り勝ってベスト4に駒を進めた。

 体力面ではヨルダンにアドバンテージがあるはず。だがアモータ監督は「韓国の潜在力は途方もない。二度、120分の戦いをしているが、みんなが韓国の実力を知っている」と警戒を緩めない。
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「当然、90分のほうが120分を走るよりも良い。しかし、時にはそのような事実が何の意味もない時がある。情熱と48時間のブレイクで、フィジカル、メンタルは回復しただろう。韓国はアジアでも最もプロフェッショナルな強いチームだ」

 韓国とはグループステージでも対戦しており、その時は2-2のドローだった。ある意味、対策を立てやすい相手かもしれない。

「韓国はグループステージの試合とサウジアラビア戦、オーストラリア戦でいくつかのミスをした。そこを攻略する。最後に大きなチャンスが来るかもしれない」

 算段はついた。アモータ監督は「集中しなければならないし、私たちは懸命に戦わなければならない。準備はできている」と言葉に力をこめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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