I神戸、皇后杯で7大会ぶり7度目の優勝! 土壇場で追いつき、PK戦で浦和Lを下す

2024年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

終了間際に髙瀨がPK弾

I神戸が浦和Lを下し、皇后杯を制した。(C)WE LEAGUE

 皇后杯の決勝戦が1月27日、ヨドコウ桜スタジアムで開催。三菱重工浦和レッズレディース(浦和L)とINAC神戸レオネッサ(I神戸)が激突した。

 立ち上がりからペースを握った浦和Lが19分、先制に成功する。高い位置で奪った塩越柚歩が右に展開。パスを受けた清家貴子の力強いシュートは、相手に当たってディフレクションし、微妙にコースが変化してゴールに吸い込まれた。記録はオウンゴールに。

 ビハインドのI神戸は反撃を試みるも、浦和Lの組織的かつ強度の高い守備の前に、思うようにチャンスを作れず。試合は浦和Lの1点リードで折り返す。

 迎えた後半、さらに攻勢を強めるI神戸が相手ゴールに迫るも、浦和Lが粘り強く守り、得点を許さない。
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 守勢に回っていた浦和Lも徐々に盛り返し、追加点を狙っていく。一進一退の攻防が続き、互いに譲らないまま、試合は終盤に突入する。

 このまま浦和Lの勝利かと思われた90+3分、I神戸が同点に追いつく。田中美南のシュートが相手DFの手に当り、PKを獲得。これを髙瀬愛実が確実に決めて、土壇場で1-1とする。

 延長戦でも決着はつかず、勝敗の行方はPK戦に。これを6-5で制したI神戸が、7大会ぶり7度目の優勝を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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