【ACL】G大阪が未勝利で折り返し。エウケソンに2点を奪われ、アウェーで上海上港に敗れる

2016年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

パトリックのゴールで一時は追いついたが…。

【警告】上海上港=ジャン・ウェイ(89分) G大阪=井手口(77分)
【退場】なし

 3月15日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ・第3戦で、G大阪が上海上港に敗れた。パトリックがゴールを決めたものの、上海上港のエウケソンに2点を許して1-2。3試合を終えて2分1敗のG大阪は、グループG・3位となり、2位メルボルン・ビクトリーとの勝点差は3に開いた。

 スピードとパワーを活かして攻撃を仕掛けてくる上海上港に、G大阪は大いに苦しめられた。特に前半は、ガーナ代表のアサモア・ギャンやウー・レイにスペースを狙われ、これを撥ね返してもセカンドボールを拾われて2次攻撃を受ける。まさに防戦一方で、いつゴールを奪われてもおかしくない劣勢が続いた。
 
 そして迎えた前半終了間際の41分。セットプレーから、ついに先制を許してしまう。コンカのFKを撥ね返そうとした遠藤のクリアが不十分で、ボールがファーサイドに流れる。すると、このルーズボールに反応したギャンがヘッドで折り返し、ゴール前に詰めていたエウケソンに右足で流し込まれた。このまま0-1で前半を折り返した。
 
 後半に阿部に代えて倉田を投入すると、G大阪の攻撃のリズムは良くなる。宇佐美がボールを受ける機会が増え、この日本代表FWを起点に厚みのある攻撃を仕掛けた。60分には、宇佐美のFKにパトリックが合わせて同点ゴールを叩き込む。
 
 しかし、直後の62分。前がかりになっていたG大阪は一瞬の隙を突かれ、クロスからエウケソンにヘッドで2点目を決められてしまう。G大阪はその後、SBを高い位置に上げてゴールを狙ったが、反撃及ばずに1-2で終了。アウェーで手痛い敗戦を喫し、3戦未勝利でグループステージを折り返した。
 
 G大阪のACL第4戦は、4月6日(水)。ホームで上海上港とのリターンマッチに挑む。
 
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