「優れたアタッカーが多い」「ハイプレスも巧み」インドネシアの韓国人監督が日本を絶賛!敗れて浮き彫りになった課題は?【アジア杯】

2024年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「若手が多く経験不足の面もあるかもしれない」

19年12月からインドネシア代表を率いるシン・テヨン監督。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

[アジア杯グループステージ第3節]日本 3-1 インドネシア/1月24日/アルトゥマーマ・スタジアム
 
 森保ジャパンは開始6分、上田綺世が自ら得たPKを成功させて先制すると、52分と88分にも上田の活躍で得点。その後、90+1分にロングスローから1点を返されるも、危なげなく3-1で快勝を収め、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。

 一方で、敗れたインドネシアは3位となり、16強入りは他国の結果次第となったなか、現地メディア『CNN Indonesia』によれば、シン・テヨン監督は試合後の会見でこう語った。

「日本には優れたアタッカーがたくさんいる。攻撃的なチームというだけでなく、ハイプレスも巧みだ。彼らのプレッシャーはとても強く、カウンターアタックもとても速いので、私たちがボールを持っても、またボールを失う可能性がある。

 ゴールキーパーから上手く攻撃を組み立てられないのは、選手間の連係が難しいからだ。我々は若い選手が多く、経験不足の面もあるかもしれない」
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 韓国人指揮官はまた、この敗戦から教訓を得たと説明。課題が浮き彫りになったようだ。

「特にボールを奪い返した時、自分たちのプレーを展開するのが難しい。だから、それは修正しなければならない弱点であり、より発展させなければならない」

 現在FIFAランキングは146位に留まるものの、経験豊富なシン・テヨン監督のもと、着実に成長している若手軍団インドネシア。次に日本と対戦した際は、どんなスコアになるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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