「日本に恥をかかせた」「素晴らしい過去」韓国人監督の“甘い瞬間”をインドネシアメディアが誇示!決勝T前に日韓戦【アジア杯】

2024年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始3分で小林悠にPKで先制点を奪われるも…

インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督。韓国代表監督時代に日本と対戦した際は...。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 森保ジャパンは1月24日、アジアカップの決勝トーナメント進出を懸けてインドネシアと対戦する。FIFAランクでは大きく下回る格下だが、決して侮れない相手だ。その要因の1つに、シン・テヨン監督の存在がある。

 現在53歳の韓国人指揮官は、MFとして代表でも活躍した後、城南一和天馬(現・城南FC)で指導者キャリアをスタート。そこから少しずつステップアップしていき、17年に韓国代表監督に就任すると、翌年のロシア・ワールドカップでは、ドイツを2ー0で倒す"カザンの奇跡"を成し遂げた。

 インドネシア代表では19年12月から指揮を執り、AFFカップ(東南アジアサッカー選手権)準優勝や、4大会ぶりのアジアカップ出場権獲得など、異国でも確かな手腕を発揮している。

 そんなシン・テヨン監督は、韓国代表を率いていた際に日本を粉砕した経験も。17年のE-1選手権(旧東アジアカップ)での出来事だ。互いに連勝で迎えた最終節、開始3分で小林悠にPKで先制点を奪われるも、怒涛の反撃で4-1と圧勝したのだ。
【PHOTO】サムライブルーと日の丸に身を包みスタジアムに集結した日本代表サポーター!
 それから月日は経ち、立場を変えて再び日本と相まみえるなか、インドネシアメディア『CNN Indonesia』は「シン・テヨン、日本を4-1で下した甘い瞬間」と題した記事を掲載。好材料として過去の勝利に光を当てている。

「シン・テヨンが日本を打ち負かした素晴らしい過去は、森保一が率いるチームと対戦するインドネシアにとって重要な財産になりそうだ。STYの甘い瞬間は韓国代表の監督を務めた時だった。日本で開催された2017年の東アジアカップ決勝で4-1で破ったのだ。日本は国民の前で恥をかかなければならなかった」

 森保ジャパンはある種の日韓戦を制し、リベンジを果たせるか。早ければ決勝トーナメント1回戦で実現する、"本番"へ弾みをつけたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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