森保監督への質問に、あえて冨安健洋も答える。ボトムアップ型チーム作りに見解「本当にポジティブなこと」「とても良い循環ができている」【アジア杯】

2024年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「恩返しじゃないですけど、モチベーションにもつながる」

ボトムアップ型のチーム作りに、自身の考えを述べた冨安。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は現地1月24日、カタールで開催されているアジアカップのグループステージ第3節でインドネシア代表と対戦する。23日に前日会見が行なわれ、森保一監督と冨安健洋が登壇した。

 指揮官がボトムアップ型のチーム作りについて問われ、その回答を通訳が話し終えると、冨安が「これは僕にとっての質問ではなくて、森保さんへの質問だったと思うんですけど」と断りを入れたうえで、自身の考えを述べた。

「そのボトムアップ型についての質問は、ベトナム戦の後にもあって、僕はそのベトナム戦の後にも言わせてもらったんですけど、それが決してネガティブなものではなくて、森保さんが選手たちを信じているからこそ、できているものであって。

 それは本当にポジティブなことで、選手たちもそのぶん、森保さんのためにと思ってプレーしていますし、選手にとっても信頼されているというところで、そのぶん、恩返しじゃないですけど、ピッチでのモチベーションにもつながるので、とても良い循環ができていると思っています」
【PHOTO】サムライブルーと日の丸に身を包みスタジアムに集結した日本代表サポーター!
 冨安の言葉を伝え終えた通訳に向いて、25歳DFは「まだ言っていいですか?」と言い、こう続ける。

「プレーが続いているなかで、もちろん、ピッチ上で選手たちが変えなくてはいけない部分はある。そういうなかでは、僕だったり(遠藤)航君だったり、リーダーとなる選手たちがピッチの中で細かい調整をするところは、間違いなく必要だと思う。それは両方、できるべきだと思いますけど、とても良いポジティブなものだと思っています」

 指揮官と選手。がっちりと信頼関係が築かれている森保ジャパンが、アジア制覇に向けて邁進している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】スタジアムを華やかに彩る! アジアカップを盛り上げる美女サポーターを特集!

「才能ない人間はボールに近寄るな!」闘莉王が堂安のFKにダメ出し!浅野、上田、前田を「トリプルヘボ」とバッサリ【アジア杯】

イラク戦の1失点目は鈴木彩艶のミスなのか? 世界基準を知る日本人GKコーチの見解「不運をミスと断定されている」【アジア杯】
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事