「アジアをなめている」堂安律、苦戦する日本代表の試合運びに意見「W杯で学んだはずなのに」

2024年01月23日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「前半0-0でOKという形も持たなくちゃいけない」

ここまでは2試合連続途中出場の堂安。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 1月24日にアジアカップ・グループステージ第3節のインドネシア戦に臨む日本代表が23日、ドーハで前日練習を実施した。

 ここまで森保ジャパンは、第1節のベトナム戦に4-2で勝利したものの苦戦を強いられ、続くイラク戦で1-2と敗北。グループステージ首位通過が消滅した。

 練習後に取材に応じた堂安律は、61分からの途中出場だったイラク戦でシュートを7本も放った点について、「シュートの質を上げなくちゃいけない。ただ、僕が出たときにはもう相手が死にものぐるいで2点を死守する形だったので、なかなかこじ開けるのが難しかった」とコメント。こう見解を述べている。

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「だからこそ立ち上がり(の注意)とか、(前半を)0-0で終わるとかそういうところから始まってくると思うし、そうなれば相手も出てこざるを得ないので、試合運びの中でゴールチャンスを窺えればと思います。ずっとゴール、ゴールって言っててもそこでやられると困るので、勝つために最悪、前半0-0でOKという形も持たなくちゃいけないと思う」

 10番を背負うレフティは「それをワールドカップで僕らは学んだはずなのに、それをアジアカップでできなくなっているっていうのは、やっぱアジアをなめているだけなので、1点差で勝てば試合は勝ちなんで、その感覚はもう1回持たなくちゃいけないと思います」と主張を続けた。

「アジア自体のレベルが上がっている。難しさを感じる」とも話した堂安。W杯と同様のメンタリティと慎重な試合運びが必要だと訴えた。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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