「イメージ通りだった」新加入DF三浦颯太が実感する川崎の“上手さ”は?「練習が終わった後を見れば分かる」

2024年01月23日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「もちろん全タイトルを獲りにいきたい」

沖縄キャンプに参加する川崎の新加入DF三浦。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 今季、J2のヴァンフォーレ甲府から川崎フロンターレに完全移籍したDF 三浦颯太が、新天地での新シーズンに向けて意気込みを語った。

 1月23日、沖縄キャンプ7日目の午後トレーニングを終えた三浦は、「昨日はセットプレーだけで整えて、今日は午前、午後とゲーム形式が多かったので、今日でコンディションがグッと上がった」と手応えを掴んだ様子だ。

 キャンプではチームメイトと笑顔でコミュニケーションをとるなど、初合流からあまり時間は経っていないが、すでにチームに溶け込んでいる23歳は、川崎の"上手さ"はこれまで外から見ていたイメージ通りだったと明かす。

「(甲府時代から)上手くて強い、という印象で、結構イメージ通りだった。最初は少し慣れるまでに時間がかかりましたけど、だいぶ慣れてきて、ちょっとずつ自分の良さも出せてきているかなという感じです。(全体)練習が終わった後を見れば分かると思うんですけど、みんな(止める蹴る)の練習をやっている。理由はやっぱりそこにあるかなと」
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 強いチームであればあるほど、選手層も厚く、定位置を掴むのは難しい。三浦は熾烈なポジション争いに向けてこう意気込む。

「やっぱり甲府で自分の良さをしっかり出せて、それを評価してもらってここにきているので、チームに合わせすぎず自分の良さはしっかり出して、チームに求められることをやっていれば出場するチャンスもあると思う。しっかりそこは見失わず、やりたいと思います」

 三浦が今季の目標とするのは、自身の武器「サイドでの突破や前への推進力」をしっかりと発揮しながら、タイトル獲得への貢献。「フロンターレはタイトルを獲らないといけないチーム。もちろん全タイトルを獲りにいきたい」と闘志を燃やすサイドバックの活躍に期待だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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