最後の最後で勝点３を掴み取った。

　カタールで開催されているアジアカップで、現地１月20日にグループE第２節が行なわれ、バーレーンとマレーシアが対戦。スコアレスで90分を終え、後半のアディショナルタイムもほぼ消化し、このまま引き分けかと思われた90＋５分、この試合で唯一のゴールが生まれる。

　バーレーンの右CKは相手にクリアされるも、ペナルティアークでこぼれ球を拾ったアリ・マダンが左足を振る。放たれたボールはゴール前の密集地帯をすり抜けてネットを揺さぶった。１－０。バーレーンが劇的な勝利を飾った。

　２節を終えたグループEの順位は、１位が勝点４のヨルダン、２位は同じく勝点４でヨルダンに得失点差で下回る韓国、３位が勝点３のバーレーン、４位が勝点０のマレーシアとなっている。
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　初戦で韓国に１－３で敗れ、黒星発進だったバーレーンだが、ヨルダンと相まみえる最終節で勝利し、韓国がマレーシアに引き分け以下なら、勝点６で首位突破できる。

　１位通過なら、決勝トーナメント１回戦の相手は、日本がいるグループDの２位。イラクに敗れ、２位抜けを目ざす森保ジャパンは、狙い通りにGSを突破したとして、ラウンド16では韓国でもヨルダンでもなく、バーレーンと激突するかもしれない。

　混戦模様のグループE。果たして、どんな結末を迎えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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