１月19日、アジアカップのグループステージ第２節で、日本とイラクが激突。中東カタールでの開催をアドバンテージに、サポーターの大声援を受けた後者が２－１で接戦をモノにし、最終節を前に首位通過を決めた。

　ただ、ヘスス・カサス監督に慢心は一切ない。アラブメディア『winwin』によれば、日本戦後の会見でこう言い放った。

「私たちはこの試合で勝利を収めただけだ。この件は忘れて次のベトナム戦を考えなければならない。選手たちのクオリティをより向上させる必要がある」
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　50歳のスペイン人指揮官はまた、優勝候補筆頭とも称される日本に言及。トップレベルと認めつつも、あくまで強国のひとつという認識を示した。

「日本のほかに、韓国、イラン、オーストラリアも優勝候補だ。だから、日本に勝ったからといって、私たちがタイトルを考えるべきではない。それらの国々は素晴らしいチームで、レベルの高い選手や様々なリーグで活躍するプロがいる」

　地に足を付けたカサス監督が率いる中東の雄は、今大会の台風の目となるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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