「2002年W杯なんて酷かっただろ!」中国代表の“カンフーサッカー”を糾弾する韓国サイドに母国レジェンドが怒りの反論!「まったく腹が立つ」【アジア杯】

2024年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いつも中国の試合が終わると嘲笑するんだ」

韓国メディアからの執拗な攻撃。さすがのファン・ジイ氏(写真)も堪忍袋の緒が切れようだ。(C)Getty Images

 中国サッカー界の御意見番が怒りを露にした。

 カタールで開催されているアジアカップ2023。中国代表は初戦のタジキスタン戦を0-0で終えると、第2戦のレバノン戦もスコアレスドローに終わり、2試合を戦って勝点2とエンジンがかからない。とはいえ、最終節の相手はすでにグループAの1位突破を決めている開催国カタールで、主力を温存させるかもしれない。となれば、中国が3ポイントを掴むチャンスは十分にあるだろう。
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 そんななか、今大会の中国サッカーに対して厳しい論調を展開しているのが韓国メディアだ。韓国代表は初戦でバーレーンに3-1の勝利を飾ったが、その試合で笛を吹いたマ・ニン主審は中国出身。5つの警告を提示されて猛批判を浴びせ、ジャッジへの不信感を強調した。事あるごとに中国選手のラフプレーもピックアップし、「少林サッカー」や「カンフーサッカー」と揶揄する傾向も強い。

 こうした流れに堪忍袋の緒を切らせたのが、元中国代表DFでレジェンドのファン・ジイ(范志毅)氏だ。テレビ解説の場で、次のようにまくし立てた。
 
「いつも中国の試合が終わると、レフェリーがどうとか、選手のプレーがどうとか言って彼らは嘲笑する。何を言っているのか分からないし、まったく腹が立つよ。1986年のワールドカップで韓国代表の選手たちはリスペクトに値しないプレーをしていたし、2002年のワールドカップなんて酷かっただろ! イタリアなどの相手選手に対してキックを見舞う光景を観て驚かされたよ。彼らは自分たちがクリーンだって言えるのか!」

 一方、中国メディアも韓国サッカーに対して皮肉を込めがちである。中国vsレバノン戦を裁いた韓国人主審に対して敵意を示した記事が多く見られた。こうしたいがみ合いは数年前から繰り広げられており、好ましくないライバル関係が構築されてしまっている印象だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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