シャルケのMF上月壮一郎がセカンドチームへ降格。クラブディレクターは「本当に残念だ」

2024年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームに上手く入り込めなかった」

昨季のライプツィヒ戦で初ゴールを奪うなど、上々の滑り出しを見せた上月だが...。(C)Getty Images

 シャルケは現地1月17日、MF上月壮一郎のセカンドチーム(ドイツ4部)降格を発表した。

 現在23歳の上月は、2022年8月にシャルケのセカンドチームに加入すると、リーグ戦で14試合・8ゴールを記録。この活躍が認められ、12月にはトップ昇格を果たした。

 すると翌年1月のフランクフルト戦でブンデスデビューを飾り、続くライプツィヒ戦で初得点。幸先の良い出足を見せたが、2月に足首を負傷してシーズンを棒に振ってしまう。
【動画】上月壮一郎が決めた見事なブンデス初ゴール!
 迎えた今季はチームが2部を戦うなか、上月は怪我から復帰後も5試合のみの出場と出番が限られていた。

 そして、日本人アタッカーはセカンドチームへ逆戻りに。シャルケのディレクターであるジェラルド・アサモア氏は、ドイツメディア『WAZ』で、次のように理由を明かした。

「本当に残念だ。彼はブンデスリーガでの最初の数試合は本当に力強かったが、怪我をしてからはチームに上手く入り込めなかった」

 またセカンドチームのヤコブ・フィンペル監督は、地元紙『reviersport』で「彼はチームの財産であり、我々の大きな戦力だ」と期待を込めている。4部の地で再び輝き、ブンデスの舞台へ戻れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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