「隙を見せてしまった」CB谷口彰悟がセットプレーからの2失点に反省の弁「素直にまだまだ足りてなかった」【アジア杯】

2024年01月16日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「そんなに甘くないっていうのは十分理解して入ったつもり」

失点シーンについて言及した谷口。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

[アジア杯GS第1節]日本 4-2 ベトナム/1月14日/アルトゥマーマ・スタジアム

 日本代表は1月14日に開催されたアジアカップのグループステージ第1節で、ベトナムと対戦。4-2で白星発進を果たした。

 開始11分に南野拓実のゴールで先制した森保ジャパンは、16分にショートコーナーからグエン・ディン・バックにニアで触られて同点ゴールを献上すると、33分にもフリーキックで競り負けたところから失点。セットプレーからの2発で一時は逆転を許した。

 試合翌日の練習後、取材に応じたCBの谷口彰悟(アル・ラーヤン)は、「まだ全体を通してのミーティングはできてないですけど、選手間でのコミュニケーションとしては、ちょっとマークがはっきりしてなかったのと受け渡しのところを含めて、少し隙を見せてしまった」と失点シーンを振り返った。

「チームとして油断があったとか、安心してたとか(はない)。僕らも初戦だし、そんなに甘くないっていうのは十分理解して入ったつもりなので。それよりもやっぱり相手がいろいろなこと仕掛けてきたりとか、そういったところに対しての対応力を含め、そういうのが素直にまだまだ足りてなかったと思っている」
【動画】日本代表がセットプレーからまさかの2失点
 32歳のDFは「そういったところは一人ひとりの向上はもちろん、チームとしてどう守っていくのかをもっとすり合わせていかないといけない」と強調。「反省点や修正点などコミュニケーションは取れている」と話し、チーム全体で問題点を共有できているとした。

 19日のイラク戦までに、セットプレー時の対応はディテールまで詰めておきたいところだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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