【日本代表のベトナム戦スタメン予想】いざアジア杯初戦へ!三笘を欠く2列目は好調の“リーグ・アントリオ”を起用。細谷と佐野も先発に抜擢か

2024年01月14日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

ヨルダン戦の先発メンバーを中心に選ぶと予測

日本代表のベトナム戦スタメン予想。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表は、1月14日に開催されるアジアカップのグループステージ第1戦でベトナム代表と対戦する。

 3大会ぶり5度目の戴冠を目ざす森保ジャパンは、「どんな相手でもすごく難しい状況になり得る」(南野拓実)初戦にどんなスタメンで臨むのか。予想してみたい。

 質・量ともに歴代最強との呼び声が高い日本代表は、欧州のシーズン真っ只中に行なわれる今大会、その厚い選手層を活かしてローテーションをしながら、先発を組んでいくと見ている。決勝まで7試合の長丁場を考えると、コンディションの調整は何より大切だ。

 ベトナム戦では、9日に非公開で行なわれたヨルダンとの練習試合(6-1)で先発したと見られるメンバーを中心にスタメンを選ぶと予想した。

 システムは4-2-3-1で、GKは昨年11月のシリア戦(5―0)、元日のタイ戦(6-1)で続けて先発した鈴木彩艶(シント=トロイデン)。今大会はこの21歳が正守護神を務めるだろう。

 右SBは、評価がうなぎ上りで右サイドハーフの伊東純也との連係が良好な毎熊晟矢(セレッソ大阪)の可能性もあるが、第二次森保ジャパンで主力となっている菅原由勢(AZ)を起用すると見る。
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 CBは、別メニュー調整が続き、12日にようやく全体練習に合流した冨安健洋(アーセナル)は無理をさせないだろう。手術明けながらヨルダン戦でゴールも決めている板倉滉(ボルシアMG)と、カタールでプレーする経験豊富な谷口彰悟(アル・ラーヤン)が組むのではないか。

 ヨルダン戦に先発したと見られる中山雄太(ハダースフィールド)がその後に別メニュー調整となった左SBは、伊藤洋輝(シュツットガルト)だろう。ただ、その24歳も故障明けのため、CBが本職の町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワース)が指名される可能性もなくはない。

 予測が難しいのがダブルボランチだ。守田英正(スポルティング)は間違いないが、相棒は誰になるか。通常ならもちろんキャプテンの遠藤航(リバプール)だが、プレミアリーグで連戦をこなした疲れを考慮してか、ヨルダン戦ではプレーしなかった(森保一監督が明言)。

 ベトナムよりも第2戦のイラクの方が難敵だと考えても、存在感を高めている佐野海舟(鹿島アントラーズ)をスターターに選ぶとみた。
 

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