カタールで開幕したアジアカップで、日本代表は３大会ぶりの戴冠を目ざす。

　その前に立ちはだかる最大の難敵が韓国だ。両国ともグループステージを１位で通過し、そのまま決勝トーナメントを勝ち上がると、ファイナルで相まみえることになる。

　ソン・フンミンを筆頭に、キム・ミンジェ、イ・ガンインらのタレントを擁す韓国代表を母国の記者はどう見ているのだろうか。大手紙『中央日報』などに寄稿しているフリーランスのホン・ジェミン記者に訊いた。

【PHOTO】アジアカップに挑む日本代表招集メンバー26人を一挙紹介！

「いまは連勝していますが、決して相手が強かったわけではないですからね」と評した同記者は、韓国の強みとして「失点が少ない。（CBの）キム・ミンジェの存在が大きい」と話す。

　そのうえで、「２番手以降との差が激しい。キム・ミンジェとソン・フンミンが万全なら決勝までは行けると思いますが、どちらかが欠けると厳しいと思う。日本は２～３人の主力が欠けても大丈夫ですよね」と見解を示した。攻守の要への依存度が大きいと見ているようだ。

「ユルゲン・クリンスマン監督についてはどう評価していますか？」と尋ねると、「有名な監督だと思います。以上です」と一言。その言葉で察してほしいとアイコンタクトを送っていた。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

「後ろ髪どころじゃない」久保建英、アジア杯でのソシエダ離脱に複雑な胸中を明かす「チームメイトには言われましたよ、何で抜けるんだと」

「お前、流してただろ」アーセナル冨安健洋、復帰戦のプレーを"ダメ出し"された選手を明かす

「間違いなくそういう意図で言ったのではない」冨安健洋がアジア杯に関する苦言の"真意"を説明「AFCに対して発信したつもり」