１月14日にベトナムとのアジアカップ初戦に挑む森保ジャパンは13日、ドーハで前日練習を実施した。

　冒頭から公開された約15分間では、左足首を負傷している三笘薫は屋外に姿を現わさなかった。森保一監督も前日会見で、三笘について「初戦に出ないのは確実」と明言したなか、左サイドのアタッカーで先発が予想されるのが中村敬斗（スタッド・ドゥ・ランス）だ。

　９日に非公開で開催されたヨルダンとの練習試合では、トップ下の南野拓実（モナコ）、右サイドの伊東純也（スタッド・ドゥ・ランス）と２列目を組んだと予想されるなか、この"リーグ・アントリオ"がベトナム戦で起用される可能性が高い。

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　中村は「伊東選手とは自チームでもやってるんで、特徴はすごく理解しているつもり。南野選手は練習とか試合でも一緒に組むことがあるので、少しずつですけど、お互いに分かってきている」と連係に手応えを示した。

「伊東選手が『右で自分が崩して、左で敬斗に決めさせたい』と言っていた」との談話を訊くと、こう狙いを語っている。

「それは間違いなく狙っている。伊東選手が突破してくれるので、中に、そこに全エネルギー注いで僕が入ってくる。やっぱり逆サイドから入ってくるのが得点なりやすいと思うので、そういうところを自分の武器でもあるんで、うまく形になればいいかなと思います」

　非公式のヨルダン戦の含めると、初キャップから６戦６発。代表初の公式戦でその得点力を発揮する時が来た。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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