「長年の弱点はもはや問題ではない」「タレント満載」英大手紙、日本はアジア制覇の有力候補と紹介!ライバル韓国の評価は?

2024年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハンジ・フリック監督を失職させた」

アジアカップに向け、現地カタールで調整を続ける日本代表。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 イギリスの大手紙『The Guardian』が、1月11日付けでアジアカップのプレビュー記事を掲載した。

 同紙は、韓国、イラン、オーストラリア、サウジアラビアと共に注目国として日本を紹介。「史上最多となる5度目の大陸王者に輝く有力候補だ」と伝えている。

「2022年ワールドカップでドイツとスペインを破ったサムライブルーは、9月にヴォルフスブルクでドイツを4-1で破り、ハンジ・フリック監督を失職させた。現在リバプールでその価値を証明している遠藤航、負傷中だがノックアウト・ステージでの復帰が期待されているブライトンの三笘薫、レアル・ソシエダの久保建英など、ヨーロッパを拠点とするタレントが満載のチームにとって、このような結果はもはや驚くべきことではない。

 直近の3連勝は、シリアとタイを5-0で撃破し、ヨルダンを6-1(非公式)で粉砕したもの。トップクラスのアプローチプレーをゴールに結びつけられない点が、長い間日本の大きな弱点と見られてきたが、直近10試合で45ゴール(全て勝利)を挙げている事実は、もはやそれが問題ではないと示唆している」
【アジア杯PHOTO】ようやくカタールで姿を見せた!待望の久保建英を特集!
 一方、日本のライバルとも称される韓国に関しては、「(長年無冠が続く)トッテナムには悪いが、金曜日にカタールで開幕するアジアカップは、ソン・フンミンがメジャータイトルを獲得する絶好のチャンスかもしれない」と説明。トッテナムの絶対エースにしてキャプテンをはじめ、名門でプレーする逸材に焦点を当てている。

「現在のプレミアリーグ得点ランキングで3位のソンの2つ下には、10ゴールのファン・ヒチャンがいる。ウルブスのFWは(本拠地がある)ウェスト・ミッドランズでは惜しまれ、西アジアでは恐れられている。また、中盤で創造性を発揮するパリ・サンジェルマンのイ・ガンインや、アジア人DFで初めてバロンドール候補に入ったバイエルンのキム・ミンジェもいる」

 連勝街道をひた走る日本は、アジアカップでも圧倒的な強さを見せつけられるか。史上最強の呼び声が高い森保ジャパンに大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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