「僕らしくないのかな。そして何と言っても...」遠藤保仁が“自然体”で引退を報告。指導者になってもモットーを貫く!

2024年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オフはオフなので、とことんオフを満喫したい」

遠藤が動画で引退を報告した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ガンバ大阪は1月9日、ジュビロ磐田に所属する遠藤保仁の現役引退とトップチームコーチ就任を発表した。

 43歳の遠藤は、鹿児島実高を卒業後の1998年に横浜フリューゲルスでプロキャリアをスタート。その後、京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)、G大阪を経て、20年10月から磐田に所属していた。

 26年間のプロ生活で、J1で通算672試合・103得点、J2で通算104試合・10得点を記録。日本代表ではワールドカップに3大会連続で出場し、国際Aマッチ152試合は歴代最多の数字だ。

 そんなレジェンドの引退コメント動画を、G大阪が公開。遠藤は「本当に長い、そして充実した、最高のサッカー人生を送れたと思っております」として、所属チームや家族への感謝などを述べる。

 そして引退会見を行なわなかった理由も明かす。

「本来であれば、記者会見とか、そういうのを開く、開かなきゃいけないのかなと思っておりましたが、記者会見をして真面目に語るのも、僕らしくないのかなというところもあり。

 そして、何と言ってもオフはオフなので、とことんオフを満喫したいという思いで、記者会見を開くことはしませんでした」
【PHOTO】"レジェンド"遠藤保仁の骨太なキャリアを厳選フォトで振り返る!(1997~2023)
 指導者になっても、自分らしさを大事にしていくという。

「『日々楽しく』というのが、僕のサッカー人生のモットーだったので、コーチになってからも、その気持ちを忘れずに、日本サッカー界、ガンバ大阪のために一生懸命、働いて、勉強して、一人でも良い選手を送り出していければいいと思っています」

 また、「僕以上のキャリアを積むことができるというか、自分以上の数字を残せる選手が、これから出て来てほしいと思いつつ、出て来てほしくないとも思っております」と素直に語る。

 そして、「みなさん長い間、声援、ブーイング、野次、すべてありがとうございました。本当に楽しいサッカー人生でした。それでは、みなさん、またどこかでお会いしましょう。バイバイ~」と締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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