青森山田が2年ぶり4度目の優勝!決勝を3-1で制し、3842校の頂点に立つ!初Vを目ざした近江は一度は追いつくも…【選手権】

2024年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

米谷は5ゴールで郡司と並んで得点王に

王座奪還を果たした青森山田。写真:滝川敏之

[高校選手権 準決勝]青森山田(青森)3-1近江(滋賀)/1月8日/国立

 1月8日、第102回高校サッカー選手権の決勝が国立競技場で開催。2年ぶり4度目の優勝を目ざす青森山田と、初制覇が懸かる近江が激突した。

 序盤からハイレベルな攻防が続くなか、青森山田は速攻やロングスロー、近江はセットプレーなどからチャンスを窺う。

 やや押し気味に進める青森山田は、迎えた33分に先制点を奪取。杉本英誉からペナルティエリア内でパスを受けた福島健太が、冷静な胸トラップから右足で突き刺した。

 ただ、後半に抜群の強さを誇る近江は、ハーフタイム明け早々の47分、途中出場で入ったばかりの山本諒が、金山耀太のクロスを押し込み、同点に追いつく。
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 1-1とされた青森山田だが、気落ちすることなく迫力ある攻撃を継続。すると、60分に米谷壮史がスピードを活かした抜け出しから、勝ち越し点を挙げる。絶好調の米谷は今大会5点目で、市立船橋の郡司璃来と並んで得点ランク首位に立った。

 勢いづく高校サッカー界の横綱はさらに70分、カウンターから杉本英誉が放ったシュートが相手の足に当たってゴールイン。オウンゴールでリードを2点に広げる。

 後がない近江は選手交代も行ない、なんとか打開を試みる。しかし、終盤にかけても守備の時間が続き、思うように攻撃に移れなかった。

 このまま3-1でタイムアップ。正木昌宣監督のもと新たなスタートを切った青森山田が王座に返り咲き、3842校の頂点に立った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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