なぜ鎌田大地はラツィオで本領を発揮できない? クラブOBが指摘「リーダーがいなければ、暗闇の中を手探りで進むようなものだ」

2024年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここまで15試合に出場し、1G・1A

ラツィオで本来の実力を発揮し切れていない鎌田。さらなる奮起に注目だ。(C)Getty Images

 クラブOBが鎌田大地の"不調"の原因に見解を示した。イタリアメディア『TUTTO mercato WEB』が報じている。

 同メディアによれば、現役時代はラツィオやリボルノなどで活躍したルイージ・マルティーニ氏がインタビューに対応。「カマダは迷っている。謎です。なぜでしょうか?」と問われると、次のように答えた。

「リーダーがいないんだ。チームにリーダーがいないと、他の選手は、どれだけ技術的に優れていても、自分自身を表現できない。この数年間、チームを引っ張ってきたインモービレのような選手がいないんだ。リーダーがいなければ、暗闇の中を手探りで進むようなものだ。歩むべき方向を指し示す選手がいて、初めて全員がベストを尽くせる」
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 今季にフランクフルトからラツィオに加入した鎌田は、ここまでリーグ戦では18試合を終えた時点で、15試合に出場し1得点・1アシスト。まずまず出番を与えられてはいるが、途中出場が多く、絶対的な地位を確立できていない。

 頼みのインモービレが負傷で離脱しているなか、期待に応えるようなパフォーマンスを見せられるか。ラツィオは次戦、1月7日に敵地でウディネーゼと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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