7発大勝の青森山田で圧巻ハットのFW米谷壮史、大活躍の裏に正木昌宣監督の言葉かけ「奮起してくれないとと思って…」【選手権】

2024年01月03日 藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)

「積極的に守備をしたり、クロスへの動き出しを意識したり」

3ゴール・1アシストと圧巻のプレーを披露した米谷。写真:鈴木颯太朗

[高校選手権3回戦]青森山田(青森)7-0 広島国際学院(広島)/1月2日/駒場

 1月2日、青森山田は浦和駒場スタジアムで行なわれた選手権の3回戦で広島国際学院と対戦。後半に一挙6ゴールを挙げるなど7-0と大勝し、準々決勝進出を果たした。

 この一戦でハットトリックの活躍を見せたのが、1トップで先発した米谷壮史だ。前半12分に先制点を奪うと、後半にも2得点。またチームの4点目をアシストするなど、勝利に大きく貢献した。
【厳選ショット】7℃の駒場で7発快勝!米谷壮史がハットトリック!|選手権3回戦 青森山田7-0広島国際学院
 圧巻の活躍を見せた要因に、正木昌宣監督の言葉かけがあったという。先制点を決めた米谷だが、前半は追加点を決め切れず。ハーフタイムに指揮官から、攻守の切り替えで指摘を受けたという。

「自分が1点を取って、少し油断して守備がおろそかになっていたので、そこを言われました。他にもクロスに対する入り方なども、言葉をかけられました。(後半は)そこを改善して積極的に守備をしたり、クロスへの動き出しを意識したりできました」

 正木監督も「このチームのエースは彼ですし、奮起してくれないとと思ってハーフタイムに厳しく言った」と明かす。

 このゲキで奮い立った青森山田のエースは、先述したように後半だけで3ゴールに絡むハイパフォーマンス。目に見える結果で期待に応えてみせた。

取材・文●藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)

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