「強制的に行くしかない」「リーグ中の開催は残念」久保建英がアジアカップでの離脱に“本音”。一方で「母国を代表するのは素晴らしい」とも

2024年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ラ・レアルが僕に給料を払ってくれる」

アラベス戦を最後にチームを離れる久保。(C)Getty Images

 現地1月2日に開催されたラ・リーガの第19節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが16位のアラベスとホームで対戦。GKアレックス・レミロが退場したうえ、PKで先制される苦しい展開となるも、後半アディショナルタイムにマルティン・スビメンディが劇的な同点ゴールを決め、1-1のドローに持ち込んだ。

 この試合を最後にアジアカップ出場のために離脱する久保は、厳しいマークに遭いながらも奮闘。数的不利のなかで抜群のキープ力を活かしてチャンスを構築し、90+2分の交代間際にはクロスバー直撃のミドルも放った。
【動画】久保建英のクロスバー直撃ミドル
 
 そのアラベス戦後、久保がスペインメディアのインタビューの答え、アジアカップで離脱する件について語った。現地紙『Mundo Deportivo』が伝えている。
 
「アジアカップがリーグ中に開催されるのは残念だ。ラ・レアルが僕に給料を払ってくれるチームなのは明らかだけど、結局のところ、これらのトーナメントには呼ばれたら参加する義務がある。だから強制的に行くしかない」

 一方で、「ラ・レアルについては、非常に残念に思うけど、母国を代表するのはとても素晴らしいことだというのも事実」とも話し、こう続けている。

「それが現状だ。楽しむように努めるよ。復帰したら、今月は与えられないものを与えるつもりさ」

 ソシエダのサポーターは、タケの帰還を首を長くして待つことになるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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