「獲得を疑問視されたエンドウの不在が懸念となっている」評価爆増の遠藤航、地元メディアが重要性を強調!「彼の役割がどれほど大きくなったかを証明」

2024年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エンドウの年齢は主たる懸念材料となった」

アジアカップ出場のため、チームを離脱する遠藤。(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は、アレクシス・マカリステルの故障をきっかけにアンカーのスタメンに定着。ハイパフォーマンスを継続し、一気に評価を高めている。

 リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は1月2日、そんな日本代表MFの特集記事を掲載。「つい最近まで、シュトゥットガルトから来た30歳の選手の移籍してきた理由が疑問視されていた。だが、ファンは遠藤航不在のチームが今後数週間どうやって対処するのか疑問に思っている」と伝えている。

 同メディアは、「この選手について、正直に多くのことを知っている人はほとんどいなかったが、その価値はリバプールが選手を獲得するのに別の市場に移ったことを明らかにした」と主張。昨夏にモイセス・カイセドやロメオ・ラビアをチェルシーに強奪された後、約7分の1の移籍金で日本代表MFと契約した点について、こう綴った。

「我々は移籍期間自体がイベントになる時代に生きている。移籍市場で『勝つ』という概念は、人々が心から関心を持っているようだ。したがって、同じ仕事を期待しながら、以前のターゲットの7分の1の価格で選手を獲得するという考えは眉をひそめるものであった。6か月が経ち、自称移籍の達人たちは、異常事態を克服する方法が常に存在することを証明した」

【動画】ニューカッスル戦で遠藤の果敢な守備がリバプールの追加点に繋がる! 
 記事は、「エンドウの年齢(30歳)は主たる懸念材料となった。リバプールが通常利用する市場ではなく、おそらくそれが多くの人々が当惑し、彼が何をするために連れてこられたのかを正確に推測しようとした理由かもしれない」と指摘。最近の活躍によって、そうした疑念が払拭されたと主張している。

「遠藤の離脱期間は最低でも4試合で、日本をアジアカップ決勝まで導いた場合、その数は最大8試合に増える可能性がある。これがサポーターの間で真剣な懸念となっているという事実そのものが、ここ数週間、特にマカリステル不在でステップアップを余儀なくされたとき、チーム内での彼の役割がどれほど大きくなったかを証明している」

 リバプールファンや現地メディアの遠藤に関する興味は、「なぜ獲得したのか」から「不在の間、どうやって穴を埋めるのか」に変化している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「定着しつつあるのを考えると残念だ」評価急上昇の遠藤航、アジア杯出場にリバプール地元メディアは嘆き!「クロップは欠場の間に勢いを失うのを望んでいないだろう」との声も
 

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