「象がサムライに圧倒された」森保ジャパンに惨敗を喫したタイ代表に母国メディアから落胆の声!「後半にダムが決壊してしまった」

2024年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

タイ代表の先発メンバーに「驚いた」とも

大敗に肩を落とすタイ代表。スパチョーク(7番)やエカニット・パンヤ(8番)らの表情も冴えない。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 後半にゴールラッシュを決め込んだ。

 1月1日、日本代表は国立競技場でアジアカップに向けた強化試合に臨み、タイ代表と対戦した。前半をスコアレスで終えると、後半スタートから堂安、中村を投入してギアチェンジ。田中の先制点を皮切りにゴールを重ね、終わってみれば5-0の大勝を収めた。
【PHOTO】日本代表のタイ戦出場17選手&監督の採点・寸評。5発快勝も7点台は2人のみ。MOMは先制ゴールのMF

 アウェーの地で完敗を喫したタイ代表。地元メディアの『Daily News』は「戦象(タイ代表チームの愛称)はサムライに抗えず、圧倒された。後半にダムが決壊したのだ」と銘打ち、次のようにレポートしている。

「驚かされたのは、ティーラトン、スパチョーク、エカニット・パンヤの3人が全員(タイの)先発から外れたことだ。とはいえ日本もキャップ数の少ないメンバー構成で、前半は圧倒される時間帯もあったがなんとか必死の粘りで耐え凌いでいた。それでも、やはり後半に力の差が出てしまう。50分に先制されてからも反撃の糸口を掴もうと選手たちは奮闘したが、実力者が続々とピッチに登場した日本の壁は分厚く、堰き止めていたダムが決壊してしまったのだ」
 
 一方で、「サムライブルーを相手に敵地で強度の高いゲームを体感できたのは好材料」と論じ、「アジアカップに向けて良い経験になったのは間違いない」とポジティブに捉えた。

 カタールで行なわれるアジアカップは1月13日に開幕。日本はグループDでイラク、インドネシア、ベトナムと対戦し、13年ぶり5度目のアジア制覇を狙う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【日本代表PHOTO】史上初の元日代表戦!日本は後半に代表初ゴールを含む大量5得点で完勝!|国際親善試合 日本 5-0 タイ
 

次ページ【動画】2024年の森保ジャパン初ゴールは田中碧! ゴールラッシュの口火を切る

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事