ナポリが冨安健洋に再び熱視線と伊メディア報道!会長が日本人獲得を公言した伊王者が狙う“もう一人”のサムライ戦士は?

2023年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨夏もイタリア勢からの関心が取り沙汰された

再びイタリアからの関心が報じられた冨安。(C)Getty Images

 実績は十分だけに、マーケットのたびに名前が浮上するのも不思議ではない。

 イタリアメディアは12月27日、昨季のセリエA王者ナポリが日本人DFに関心を寄せていると報じた。昨季のリーグ最優秀DFに選ばれた韓国代表のキム・ミンジェがバイエルンに移籍した穴を埋めるための補強だ。

 33年ぶりのスクデット(セリエA優勝)を達成したルチャーノ・スパレッティ前監督が退任したナポリは、後任のリュディ・ガルシアの下でシーズン序盤に苦戦。早々の監督交代を余儀なくされ、現在は10年ぶりの復帰となったワルテル・マッツァーリに指揮を託している。

 衛星放送『Sky Sport』の報道として、『Sports Mediaset』や『TUTTOmercatoWEB』などが伝えたところによると、ターゲットのひとりとされているのは、アーセナルの冨安健洋だ。イングランドに渡るまで、冨安は2シーズンにわたってボローニャでプレーしていた。

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 最終ラインのあらゆるポジションをこなせる冨安は、セリエAを経験していることもあり、昨夏もイタリア勢からの関心が取り沙汰された。フランス代表のバンジャマン・パバールを獲得する前に、インテルが興味を示していたとも言われる。

 一方で、もうひとりの候補と言われるのが、ボルシアMGの板倉滉だ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が日本人選手獲得を公言していた昨夏も、ナポリは板倉獲得の可能性が取りざたされていた。『Corriere dello Sport』紙は、ナポリが1500万ユーロ(約21億円)を用意と報じている。

 キムのブレイクでアジアとの商業的なつながりも重視するようになり、日本人選手獲得を口にしていたデ・ラウレンティス会長だけに、冬も何かしらの動きを見せるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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