右足ダイレクトで絶妙フィニッシュ! STVV藤田譲瑠チマが移籍後初ゴール「点は取れましたけど、まだ改善点はある」と慢心なし

2023年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「良いタイミングで飛び出したら、良いボールが来た」

待望の移籍後初ゴールを決めた藤田。(C)STVV

 パリ五輪世代の有望株が、目に見える結果を出してみせた。

 日本人選手8人が所属するシント=トロイデン(STVV)は現地12月27日、ベルギーリーグ第20節でスタンダール・リエージュと敵地で対戦。1-1で引き分けた。

 この試合に先発した藤田譲瑠チマは0-0で迎えた86分、均衡を破るゴールを奪う。CKの流れからエリア内でヤルネ・ステウカースのパスに反応。ダイレクトで右足を振り抜き、ネットを揺らした。
【動画】パリ五輪世代の有望株が右足一閃、鮮やかにネットを揺らす!
 今夏からSTVVに所属する藤田にとって、これが待望の移籍後初ゴール。試合後のインタビューで、「チャンスがあったので、良いタイミングで飛び出したら、良いボールが来た。得点できて良かった」と振り返りつつ、「点は取れましたけど、まだまだ改善点はある」と気を引き締めた。

 チームは終了間際にPKで失点も、アウェーで貴重な勝点1を持ち帰った。2024年に向けて21歳のボランチは「チャンスを掴みつつ、もっと自分のプレーをみんなに見せられたり、成長できるようなシーズンにできたら」と意気込む。

 パリ五輪出場を目ざす大岩ジャパンでも、重要戦力である藤田のさらなる飛躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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