「出るたびに向上。ライスと渡り合った」「不可欠」躍動した遠藤航に地元メディアから称賛続く!「アジア杯で不在を感じるだろう」

2023年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マネジメントはより印象的となる」

アーセナル戦でハイパフォーマンスを披露した遠藤。(C)Getty Images

 タイトルを争う首位相手の直接対決で好パフォーマンスを見せ、評価は高まるばかりだ。

 リバプールの遠藤航は12月23日、プレミアリーグ第18節のアーセナル戦で先発フル出場。チームは1-1で引き分け、首位浮上を逃したが、遠藤は攻守両面にわたる活躍で称賛された。

 地元メディア『Liverpool Echo』は12月24日、アーセナル戦を振り返る中で、「リバプールとアーセナルには共通点があった。守備的MFの補強だ。アーセナルが1億ポンド(約180億円)を払ってデクラン・ライスを獲得したのに対し、リバプールはモイセス・カイセドとロメオ・ラビアを逃し、エンドウに向かった」と報じている。

「2人や、ましてライスと直接比較するのはアンフェアだろう。エンドウにとってこれはプレミアリーグで6試合目の先発だった。しかし、日本代表は出るたびに向上し続け、ライスと渡り合っている」
【動画】アーセナル主将を吹っ飛ばす!遠藤が披露した圧巻のボール奪取
 同メディアは「序盤はガナーズに苦しめられたが、それは彼だけではない。そしてエンドウは試合における足がかりを得るのに不可欠だった。彼のハイプレスでチームはテンポをつかみ始め、相手を敵陣に押し戻すようになった」と続けた。

「ファビーニョのような戦術的ファウルを犯すこともいとわず、前半終盤には喜んでガブリエウ・マルチネッリを止め、警告を受けた。カードをもらってもその後の試合をうまく乗り切ったことで、そういった試合マネジメントはより印象的となる」

「もうすぐモハメド・サラーがアフリカ・ネーションズカップに出場することが大きく注目されている。だが、アジアカップによるエンドウの不在も、ますます感じられるようになるだろう」

 加入当初はアンカーが本職ではないアレクシス・マカリステルの後塵を拝していた遠藤だが、負傷したチームメートの穴を補い、存在感を際立たせている。冨安健洋が所属するアーセナルとのタイトル争いの中で、より一層の輝きに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「最も期待されていなかった新戦力が不可欠になると誰が予想したか?」遠藤航の躍動ぶりに地元メディアが驚嘆!「ソボスライやマカリステルと同じ影響力がある」
 

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