「蹴られたのは僕の方」前田大然、1か月が経った今も一発退場に怒り。自分を欠いたチームは「見ていて辛かった」

2023年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「残念ながらそれがサッカー」

主審は当初、前田にイエローカードを提示。しかしOFRの末、退場に。(C)Getty Images

 セルティックの前田大然が、悪夢の退場を振り返った。地元紙『Daily Record』が12月24日付けで報じている。

 26歳の日本代表FWは、先月7日に行なわれたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦(0-6)で一発退場となった。しかし、それから1か月以上が経った今も、判定に全く納得していないようで、不満たっぷりにこう語った。

「まず、自分が退場になり、チームに申し訳ないと思った。だけど、あの事件を見た後では、蹴られたのは僕の方だ。残念ながらそれがサッカーで、こういう出来事は起こりうる」
【画像】判定は妥当? 一発レッドとなった前田大然のタックル
 しかも、このアトレティコ戦で膝を負傷。今月16日のハーツ戦(0-2)で復帰するまで、離脱を余儀なくされた。

「その後は、リハビリと復帰の準備に集中した。離れている間の試合は、チームにスピードがなくて見ていて辛かった。だからまたプレーできて嬉しく思うし、試合を楽しみにしている。チームに必要なスピードを提供できるよう、全力を尽くすよ」

 アトレティコ戦での悲劇から立ち直り、ピッチに戻ってきた前田。少しの元気のないセルティックを、チームメイトの古橋亨梧と共に前線からかき回し、圧倒的な脅威となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「亨梧のせいじゃない。チームが上手く機能していない」前田大然が得点数減少の"相方"を擁護!「僕の速さでサポートする」
 

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