現地時間12月23日に開催されたプレミアリーグ第18節で、遠藤航を擁する３位のリバプールは、首位のアーセナルと本拠地アンフィールドで対戦。１－１で引き分け、勝点差１は変わらずに終わった。

　遠藤が公式戦６試合連続で先発したリバプールは、開始４分でFKからガブリエウ・マガリャンイスに先制を許すも、29分にモハメド・サラーが同点弾を奪う。

　以降、一進一退の攻防を繰り広げるなか、73分にカウンターからトレント・アレクサンダー＝アーノルドが決定機を迎えるが、シュートをクロスバーに当ててしまい、モノにできず。結局後半はスコアが動かず、タイムアップの笛が吹かれた。

　クラブ公式サイトによれば、ユルゲン・クロップ監督は試合後、「私はただ２つの本当に優れたフットボールチームを見ただけだ。スーパーなインテンシティで良い試合だった。トップ、トップ、トップの瞬間だった」と満足げに総括。勝利は逃したものの、気迫溢れるプレーに手応えを示した。
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「勝てたかもしれないし、勝つべきだったかもしれない。すっかりトレントの（クロスバーに当たった）シュートを忘れていたよ。今夜のアンフィールドは素晴らしかった。みんなそう感じたと思う。我々が一丸となれば、何ができるのかが分かって本当に良かった」

　56歳の熱血漢はまた、リーグ得点ランク首位のアーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ）に２点差に迫る、12点目を決めたサラーと、それをアシストしたアレクサンダー＝アーノルドを絶賛。興奮たっぷりにこう言い放った。

「素晴らしいゴールを決めた。人生で見た最高のパスかもしれない」

　相変わらずタフな日程が続くが、リバプールはある種、頂上決戦での心地良い疲れとともに、中２日のバーンリー戦に臨めるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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